Mcity㈱株式譲渡_アイキャッチ画像

 Sky Okinawa株式会社(代表取締役:運天 智之)は、民泊業、レンタカー業等を営むMcity株式会社(旧代表取締役:上原 良旭、新代表取締役:国吉 明美)と、清掃事業や不動産管理事業に携わっている株式会社 由豊リースキンかりゆし(代表取締役:国吉 明美)のM&Aによる事業承継を支援いたしましたのでお知らせいたします。

  創業者でおられる高志保雅氏(上原社長の同級生)が営んでいたMcity株式会社でしたが、新型コロナウイルスの影響が色濃く残る2022年に上原社長が会社を買取り、先が見えない中、1つの物件も手放さず、民泊事業並びにレンタカー事業を継続、投資を継続しました。2023年、ついにコロナ明けを迎え、インバウンドの来沖数が徐々に回復し、民泊事業も右肩上がりでした。

  まだまだ成長の余地があるこのタイミングではありますが、グループ会社内に数多くの事業を抱えている上原社長は総合的に判断したところ、事業を整理する必要があると結論付け、Mcity㈱の売却を決意、2025年1月に仲介会社であるSky Okinawa㈱との初回面談を経て、同年3月25日に株式会社 由豊リースキンかりゆしとの基本合意に至りました。その後も、2社間で緊密な連携を取りあい、引継ぎと今後の事業の成長に関して建設的な議論が活発に行われました。そして同年5月9日に、沖縄県那覇市のホテルコレクティブの会場にて株式譲渡契約の調印式が開催され、株式譲渡契約が締結、Mcity株式会社は株式会社 由豊リースキンかりゆしの100%子会社となりました。

  既存の民泊事業(沖縄本島の全4拠点)は継続されます。株式会社 由豊リースキンかりゆしの代表取締役である国吉 明美 代表は、「既存事業との相乗効果が大いに期待できる中、当事業のさらなる成長と事業拡大に向けて精進してまいります。今年の夏、沖縄本島北部に新たにオープンする大型テーマパーク・ジャングリアの開業に伴い、国内外からの多くの観光客の来沖が予想される中、本M&Aを通して沖縄県の観光業界にも大きく貢献できるのではないかと期待しております。」と抱負を述べています。異業種によるM&Aですが、民泊業を営むために必要不可欠なのが清掃業であり、グループ企業内でそれらをまかなえることができるようになるため、相当な経費削減とグループ企業全体の成長が期待され、相性抜群・相乗効果が大いに期待される事業承継となりました。

Mcity㈱株式譲渡調印式記念撮影画像

(左から)創業者:高志保 雅 氏、Mcity㈱:上原 良旭 社長、㈱由豊リースキンかりゆし:道下 大輔 様、㈱由豊リースキンかりゆし:国吉 力 社長

 本案件の仲介を承った弊社(Sky Okinawa株式会社)は、沖縄県内初となる、沖縄県特化型事業承継プラットフォームである「ゆいぷら(yui-pla.com)」 を運営しており、大切に育てられた沖縄の中小企業(譲渡価額:数千万~数億円規模)の存続のための第三者承継を支援しております。沖縄県産業振興公社の支援の下、「ゆいぷら」は2023年9月に沖縄県経営革新計画として承認(承認番号 第620号)されており、また当法人は2024年4月に経営革新等支援機関として認定(認定支援期間ID:108547000412)されている。