Sky Okinawaブログ担当 上原です。
M&Aについてシリーズが今回の投稿で⑤まで行きました。
みなさん、毎週、毎週お付き合いしていただきありがとうございます。
前回までの投稿で一連の流れまでご紹介できましたので
今回は一般的に使用されているM&Aに関連する用語の一部を解説していきたいと思います。
横文字やらアルファベットが飛び交っているというのが私の印象です。
仲介業務をやる以上は避けては通れない道なので私も勉強して覚えていきたいと思いますので
ブログを見て頂いた皆さんにも少しでも覚えて頂いて
一緒に学べたら嬉しいです。
関連用語
〇M&A
M&Aとは、「 Mergers (合併) and Acquisitions (買収) 」(マージャーズ アンド アクイジションズ)
の略称であるが、我が国では広く会社法の定める組織再編(合併や会社分割)に加え
株式譲渡や事業譲渡を含む、各種手法による事業の引継ぎ(譲り渡し・譲り受け)のことをいいます。
〇中小M&A
中小M&Aとは、後継者不在の中小企業の事業を 、
M&Aの手法により、社外の第三者である後継者が引き継ぐ場合のことをいいます。
〇マッチング
マッチングとは、譲り渡し側(売り手)と譲り受け側(買い手)が
M&Aの当事者となり得る者として接触することをいいます。
譲り渡し側(売り手)と譲り受け側(買い手)の交渉は、マッチング後に開始することになっています。
〇支援機関
支援機関とは、中小M&Aを支援する機関であり、
M&A専門業者、金融機関、商工団体、士業等専門家、M&Aプラットフォーマー
事業承継・引継ぎ支援センター等のことをいいます。
ちなみに私達Sky Okinawaは「M&Aプラットフォーマー」という部類の支援機関にあたります。
M&AプラットフォーマーとはM&Aプラットフォームを運営する支援機関のことをいいます。
M&Aプラットフォームというのがインターネット上のシステムを活用し、
オンライン上で譲り渡し側(売り手)・譲り受け側(買い手)のマッチングの場を提供するウェブサイトのことをいいます。
〇仲介者・仲介契約
仲介者とは譲り渡し側(売り手)と譲り受け側(買い手)の双方との契約に基づいて支援を行う
支援機関のことをいいます。
一部の専門業者等が仲介者に該当致しますが、業務範囲というのは支援機関ごとになります。
仲介契約とは、仲介者と譲り渡し側(売り手)と譲り受け側(買い手)との間で結ぶ契約のことをいいます。
この仲介契約に基づく業務を仲介業務といいます。
〇FA(ファイナンシャル・アドバイザー)/FA契約
FA(ファイナンシャル・アドバイザー)とは譲り渡し側(売り手)と譲り受け側(買い手)の
どちらか一方との契約に基づいて支援を行う機関のことをいい、この契約のことをFA契約といいます。
〇基本合意書
基本合意書とは譲り渡し側(売り手)が特定の譲り受け側(買い手)に絞ってM&A に関する交渉を行う事を
決定した場合に譲り渡し側(売り手)・譲り受け側(買い手)の双方の了解事項を確認する
目的で記載した書面のことをいいます。
〇デューディリジェンス(DD)
デューディリジェンス(DD)とは譲り渡し側(売り手)におけるリスク等を精査する為に
譲り受け側(買い手)がFAや公認会計士、税理士、中小企業診断士、弁護士等の資格を有する専門家へ
依頼する資産や負債等に関する財務調査や株式・契約内容等に関する法務調査のことをいいます。
その他にもビジネスDDや知的財産DD、環境DD、不動産DDなどといった様々なDDが存在致します。
〇クロージング
クロージングとはM&Aにおける最終契約の決済のことをいいます。
株式譲渡、事業譲渡などに係る最終契約を締結した後に
株式・財産の譲渡や譲渡代金の全部または一部の支払いの工程のことを指します。
〇PMI
PMI(Post-Merger Integration )(ポスト・マージャー・インテグレーション)とは、クロージング後 の一定 期間内に行う経営統合作業をいいます。
今回はM&Aに関連する用語を投稿させて頂きました。
今回紹介した用語は一部になり、まだまだ専門用語はたくさんありますので
覚えるのは大変ですが頑張っていきたいと思います。
いよいよ、来週中には「M&Aマッチングサイト」 結プラットフォーム、略して「ゆいぷら」
をリリース致しますのでご期待下さい。
ここで補足ですが、先週までは結プラットフォームを略するときに
「結プラ」と表記していましたが、今週からは
「ゆいぷら」
と表記するように致しました。
ひらがな表記の方が親しみやすく、沖縄県では「結」というより「ゆい」の方がしっくりくるのではないかと思います。
これからSky Okinawaの「ゆいぷら」をよろしくお願いいたします。