こんにちは。

Sky Okinawa上原です。

もう季節は10月に入りましたが、ほんと早いですね。

そろそろ長袖の準備が必要になり、食欲の秋、スポーツの秋と呼ばれる

秋の季節がやってきます。

とはいっても、沖縄には春、秋はなく、夏と冬しかないと私は思いますが、皆さんはどう思いますか?

という話は置いておいて、

沖縄県のみなさん、

本日、10月9日は何の日かご存じですか?

経営者の方などは分かると思いますが、本日から沖縄県の最低賃金が前年比から56円アップの

952円になります。

前年比から56円もアップするというのは結構凄いことですよね。

やはり物価高やエネルギー価格の高騰の影響があると思います。

もしかすると、次回は1,000円を超すのではないでしょうか。

私が学生時代のバイトの求人などをみてた頃を思い返してみると、650円から700円がたくさんあったのを思い出します。

それに比べて今や952円というのはほんと驚きというのが私の率直な感想です。

そこで、私は沖縄県の最低賃金の歴史というか推移というのを知りたくなったので

簡単に調べて推移データ(過去10年)というのを作ってみました。

こうやってみると、10年前って677円だったんですね。

年々、上昇はしていますが令和2年度はコロナの影響もあってなのか+2円というのも驚きです。

その年の経済状況にも影響されますので、今回の56円アップというのがいかに

凄いなというのがわかります。

紐解いてみると、色々な背景があって、あの時はこんなことがあったから低いとか高いとかわかるので

過去を振り返るのも勉強になりますね。

過去を振り返ったところで

最低賃金が上がることによってメリットやデメリットを簡単に紹介します。

メリット(労働者)

・生活水準の向上: 手取りが増えることで、食費、家賃、光熱費など、生活に必要な支出をまかなえるようになり、生活水準が向上します。

・消費の活性化: 消費意欲が高まり、経済全体が活性化される可能性があります。

・労働意欲の向上: 賃金が上がることで、労働意欲が高まり、生産性向上につながる可能性があります。

メリット(企業)

・ 賃金が上がることで、労働者の定着率が向上し、人材育成コストの削減に繋がることが期待できます。

・労働意欲の向上により、労働生産性が向上し、企業の収益力強化につながる可能性があります。

・従業員への待遇改善は、企業イメージの向上にも繋がり、優秀な人材の採用にも貢献する可能性があります。

デメリット(労働者)

・最低賃金の上昇が、物価の上昇を招き、実質賃金が増えない可能性があります。

・企業がコスト削減のために、非正規雇用から正社員への転換を抑制したり、パートやアルバイトの採用を減らしたりする可能性があります。

デメリット(企業)

・人件費の上昇は、企業の収益を圧迫し、中小企業を中心に経営を圧迫する可能性があります。

・人件費の上昇分を製品やサービスの価格に転嫁することが難しく、企業の競争力が低下する可能性があります。

・人件費の上昇に対応するため、企業は人員削減や採用抑制に踏み切る可能性があり、雇用への悪影響が懸念されます。

まとめとしまして、

最低賃金の上昇は、労働者と企業双方にメリットとデメリットをもたらしますので、その影響を最小限に抑えるというのが

一番のポイントになるのではないかと私は思います。

沖縄県の最低賃金が本日からあがりますが、みなさんの会社はそちらにしっかり対応していますか。

今からでもまだまだ遅くはないのでしっかりとした対応をとるようにしましょう。

ということで、本日のブログはここまでにしたいと思います。

ちなみに、10月9日は散歩の日とも呼ばれ「て(10)く(9)てく」と読む語呂合わせから散歩の日になっているみたいです。

朝も夜もすずしくなってきたので、これを機にみなさん、健康の為に散歩でもしてみてはどうですか?

以上です。