皆様、こんにちは。
今年も8月の中旬になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
全国的に熱中症警報アラートが発令されるほど暑い日々が続いてますが、熱中症や脱水症等には十分気を付けて日々をお過ごしください。
今週、日本の夏の風物詩ともいえる甲子園も沖縄県代表の沖縄尚学高校を破った慶応義塾高校が107年ぶりに優勝という形で幕を閉じました。
慶応義塾高校野球部の皆様おめでとうございます。
慶応義塾高校は文武両道はもちろんの事、高校野球では浸透していない長髪がOKであり、
最大の魅力は「野球を楽しむ」というエンジョイベースボールというテーマを掲げた野球で優勝しました。
このエンジョイベースボールというのは賛否両論ありますが今後の高校野球界に一石を投じたと私は思います。
今後このような高校が増えてくるのではないかと思いますので密かに注目していきたいと思います。
話は大分それましたが、今週日本を支える中小企業の倒産数のニュースが報道されました。
中小企業の倒産が、コロナ渦を上回るペースで増加しており、新型コロナが感染症法上の「5類」に移行した後も
期待されていた割には業績がコロナ渦以前より戻っていないというのが現状だそうです。
「5類」に移行したこともあり、公的な支援というのは打ち切られており、物価高騰というのが中小企業に追い打ちをかけています。
中小企業向けの実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」の返済も本格化しており、
今後も増えていく可能性があると言われています。
東京商工リサーチによりますと、中小企業の2023年度の倒産件数は
5月 704件(前年同月比34.3%増)
6月 770件(前年同月比41.2%増)
7月 758件(前年同月比53.7%増)
単月のみになるのですが、7月の業種別の倒産企業数では
サービス業他 262件(前年同月比69.0%増)
飲食業 71件(前年同月比73.1%増)
建設業 148件(前年同月比54.1%増)
となっております。
新型コロナが5類移行後、観光業界の盛り上がりなどを受け
宿泊業というのは回復傾向にあるが、あまり恩恵が行き届かない飲食業は厳しい状況が続いています。
飲食業は公的な支援策の打ち切りや時短協力金などがなくなり、電気料金、ガス料金の値上げや物価高騰も伴い
その負担がのしかかって厳しい状況が続いており、それ以外の建設業、製造業も資材価格の高騰というあおりをうけて
こちらも厳しい状況となっております。
東京商工リサーチの担当者は
「この厳しい状況のなかゼロゼロ融資の返済も本格化し始めている為、過剰債務に陥り、事業継続を断念する傾向が強い」
と話しております。
中小企業の資金繰りを支え倒産を防ぐ効果があったと言われる「ゼロゼロ融資」で企業の延命に繋がった可能性もあるという声もあるが
ゼロゼロ融資が中小企業の事業継続の足枷になるとは誰が予想できたのでしょうか。
これからは中小企業の実力そのものが試される段階に入っていますが、
やはり銀行というのが中小企業にいかに協力していけるかというのが、鍵を握っていると思いますので
銀行の皆様も色々と大変と思いますが、日本を支えている中小企業の為にどうかよろしくお願いします。
我々、Sky Okinawaも融資支援サービスもおこなっており、資金繰りに悩む中小企業の手助けを行っています。
もちろんゼロゼロ融資返済に悩んでいる中小企業にも融資支援サービスも行っていますので
資金繰りに悩んでいる、借り換えを検討している、創業融資のご相談も含め全力でサポート致します。
中小企業の発展なくして、日本経済、沖縄県の経済の成長というのはありませんので皆さんがんばりましょう。